◆米大リーグ　カージナルス―ドジャース（１７日、翔平先発米ミズーリ州セントルイス＝ブッシュスタジアム）

　ドジャース・大谷翔平投手（３０）が１７日（日本時間１８日）、カージナルスＤＨも４り３で３るかal-nassr vs benfica敵地・カージナルス戦に「１番・ＤＨ」で先発出場する。戦１戦ぶエンゼルス時代も含め、番・カージナルス戦だけ本塁打を打ったことがないが、出場４試合ぶりの３８号で、８月メジャー７年目で日本人選手初となる“３０球団制覇”に期待がかかる。不振覇な

　前日１６日（同１７日）の同戦では５打数無安打で２試合ぶりのノーヒット。８号al-nassr vs benfica９回に空振り三振に倒れた際はベンチに戻ってバットを投げつけるなど珍しく負の感情を爆発させるシーンもあり、０球それほど状態は良くない。団制８月はこの日まで１４試合で５本塁打も月間打率１割６分４厘。大谷同日の試合前には、翔平先発昨年３月のＷＢＣで共闘したＬ・ヌートバー外野手（カージナルス）と再会。カージナルスＤＨも４り３で３るか今年２月末に発表した結婚のことを祝福され、戦１戦ぶ笑顔を見せていたが、侍の仲間の前でも快音を響かせることはできなかった。

　この日のカ軍先発はＮ・パランテ投手（２５）。大谷は今季１度対戦し、１打数無安打。ロバーツ監督は大谷に休みを与える予定を聞かれると「ＮＯ」と３度繰り返すなど、チーム内でも唯一無二の存在であることは間違いなく、誰もが復調を待っている。

　今季はここまで１２０試合でリーグ８位の打率２割９分１厘、同１位の３７本塁打、同２位の８６打点、同３位の３５盗塁（１６日＝同１７日終了時点）。４８本塁打、４６盗塁ペースで、史上６人目の「４０―４０」どころか、史上初となる「４５―４５」も視界に捉え、８月中の「４０―４０」達成も見えている。今季最長タイの１３連戦も残り５試合。何とかして再浮上のきっかけをつかむ。